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7文字を直すつもりが、差分が135万行になっていました

公開: 2026-10-03 · #169 / 最終更新: 2026-10-03 個人開発子連れスポットデータ整備失敗談

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子連れおでかけ地図のデータに、丸で囲んだ数字が混ざっていました。直したかったのは7文字です。ところが、直したあとで変更の内容を確かめると、差分が135万行になっていました。

差分というのは、変更の前と後でどの行が違っているかを並べたものです。7文字を直しただけなら、ごく小さく収まるはずのものです。それが135万行。直したかった文字よりも、触るつもりのなかった行のほうが圧倒的に多い状態でした。

丸で囲んだ数字を使わないと決めた

私は、自分で書く文章では、丸の中に数字や文字を入れた記号を、サイトでも作業の記録でも使わないことにしています。私の画面では、丸の中の数字が潰れて見えないからです。それで、すでに混ざってしまっているものを洗い出して直す作業を、AIと一緒に進めていました。

地図のデータで見つかったのは、開館時間の欄に入っていた番号が4件と、施設の名前に入っていたものが3件です。施設名のほうは、丸を外して数字だけを残すことにしました。

直す量としては、本当にそれだけです。

普通のやり方で、ファイル全体が書き換わった

直し方は、ごく普通のやり方でした。データのファイルを丸ごと読み込み、該当の文字を直して、もう一度ファイルに書き戻す、という流れです。

原因は、元のファイルの保存のされ方にありました。このデータは、1行に詰めた形式で保存されていました。それを読み込んで書き戻すと、書き戻すときの整形が元と変わってしまいます。中身のデータは同じでも、元は1行だったものが書き戻したあとは細かく行に分かれ、ファイル全体が変わったという差分になりました。それが135万行の正体です。

データそのものが壊れたわけではありません。ただ、このまま保存して送ってしまうと、変更履歴が使い物にならなくなります。あとから「このとき何を変えたのか」を見ようとしても、135万行の中に7文字が埋もれてしまうからです。

巻き戻して、直したい文字だけを触る

いったん巻き戻して、やり方を変えました。ファイルをデータとして読み込むのをやめ、対象の文字だけを狙って置き換える、テキストの置換でやり直しました。これで変更は、それぞれのファイルで1行に収まりました。

念のため、次の3つも確かめています。

  • 直した2つのファイルの件数(46,372件と40,226件)が変わっていないこと
  • データのファイルとして正しい形のままであること
  • 地図全体の集計の合計値(126,122件)が変わっていないこと

どれも変わっていませんでした。

手元で直してしまった、もう一つの失敗

この作業では、ついでにもう一つ失敗しています。

この地図のデータは、手元にあるものを直接編集も保存もしない決まりにしていました。作業用に取ってきた複製の上で直して、そこから送る、という手順です。それなのに、一度手元で直してしまいました。これも巻き戻して、作業用の複製を取り直すところからやり直す羽目になりました。

決まりが無かったのではなく、決めてあったのに一度やってしまった、というのが正確なところです。

機械が作った大きなデータは、読み込んで書き戻さない

今回の教訓は2つです。機械が作った大きなデータは、読み込んで書き戻さない。直したい文字だけを触る。

読み込んで、直して、書き戻すのは、手順としては正しく見えます。ただ、機械が作った大きなデータは、どういう形式で保存されているかまで含めて今の状態なのだと思います。書き戻しでそこが変わると、中身は同じでも、履歴の上では全部を書き換えたことになってしまいます。

直したのが7文字なら、変わった量もそれに見合っていてほしい。差分の行数は、書式が思わぬ形で変わっていないかに気づく、いちばん手軽な手がかりでした。


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