買い物リストが、同じ材料を二重に数えていました
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卵が、やけに多い
子ども向けの献立を組むツールには、一週間ぶんの材料をまとめて買い物リストにする機能があります。献立が決まれば必要なものは決まるので、自動で出せるはずのものです。
出てきたリストを見て、首をかしげました。卵の数が、明らかに多いのです。一週間でそんなに使う献立にはしていません。他の材料も、なんとなく多い気がします。
同じ献立を、二か所から数えていました
原因を追いかけると、数える元が二つありました。
ひとつは、いま画面に表示している献立。もうひとつは、保存してある献立です。この二つは、普通は同じ内容です。画面に出ているものが保存されているのだから、当たり前です。
買い物リストを作る処理は、その両方から材料を集めて合計していました。同じ献立を二回数えれば、材料は倍になります。 卵が多いのも道理でした。
書いているときは、たぶん「念のため両方見ておこう」くらいの気持ちだったのだと思います。片方が空だったら困る、というような。ところがその「念のため」が、そのまま水増しになっていました。
しかも、この間違いは数が違うだけで、見た目には何事もなく動いています。エラーも出ませんし、リストの形も崩れません。ただ、書かれている数量が実際より多い。気づかずに買い物へ持っていけば、棚の前で「そんなに要るかな」と首をかしげる類の間違いでした。
数える元を、一つに決めました
直し方は簡単で、保存してある献立だけを数えることにしました。画面の表示は、保存された内容を映しているだけなので、数える必要がありません。
こう書くと当たり前ですが、作っているときは「どちらを数える元とするか」を決めていませんでした。両方あるから両方見る、という素朴な作りになっていて、その素朴さが誤りを生んでいました。
同じものを指す入り口が二つあるなら、どちらを元にするかを先に決める。 これは他の場所にも当てはまりそうなので、似た作りになっているところを少し探しました。いくつか、あやしいところがありました。
決めるといっても、難しい判断ではありません。今回でいえば「保存されているほうを元にする」で終わりです。難しいのは判断ではなく、決めなければいけない場面だと気づくことのほうでした。両方あるものを両方使うのは、書いているときにはごく自然に見えるのです。
学び・「多い」は気づきやすく、「少ない」は見落としやすい
今回、運が良かったのは数が増える方向に間違えたことでした。
卵が多すぎれば「そんなに使わない」と気づきます。生活の感覚と合わないからです。もしこれが逆で、必要な材料が抜けていたら、私はたぶん気づきませんでした。買い物に行って、家に帰って、作ろうとして初めて足りないと分かる。そのときには、原因がツールだとも思わないかもしれません。
生活の道具は、間違え方によって発覚のしやすさがまるで違います。多いほうは店頭で気づけるけれど、足りないほうは作る段になって困る。 そう考えると、抜けが起きないかを確かめるほうが大事だと気づきました。数が合っているかを、献立と突き合わせて確かめる手順を足しておこうと思っています。
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