毎回出しているつもりのお知らせが、私の画面には出ていませんでした
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「毎回出ているはず」の知らせでした
作業を始めるときに、いくつかの状況を自動で確かめて知らせてくれる仕組みを作っています。同期は終わっているか、直近でどんな作業をしたか、期限の過ぎた手入れはないか。そういう、毎回確かめたいことのまとめです。
作ったときは満足していました。これで毎回、始める前に状況が分かる。
ところが、あるとき気づきました。その知らせを、私は一度もちゃんと読んでいません。 というより、私の画面には出ていませんでした。
「届いている」と「見えている」は別でした
調べてみると、知らせ自体はきちんと生成されていました。中身も正しい。ただ、その出力が届く先が、私の目に入る画面ではなかったのです。裏側では受け取られていて、表には出ない。そういう置き場所になっていました。
作った本人としては「出力するように書いた」のだから出ているはず、という感覚でした。実際、出力はされています。ただ、出力することと、人の目に入ることは別でした。
これはちょっと面白い勘違いだと思いました。私は「知らせが出ない」不具合を疑ったのではなく、そもそも「知らせが出ていない」ことに気づいていなかったのです。毎回出ているつもりでいるから、出ていないことに違和感を持ちようがありません。
大事な二点だけ、目の前に出すようにしました
直し方としては、とくに大事な項目だけを、私が普段見る画面に毎回出すことにしました。全部を並べるのではなく、「同期は終わっているか」「期限の過ぎた手入れはないか」の2点だけです。
全部出すようにしなかったのは、たくさん出るとまた読まなくなるからです。毎回出るものは、短いほど読まれるというのは、少なくとも私の性格には当てはまります。
残りの項目は、必要になったときに自分から見に行けばいい、という置き方にしました。毎回突きつけられるものと、聞きに行けば答えてくれるもの。この二段に分けたら、ずいぶん扱いやすくなりました。
学び・「作った」で終わらせず、「届いた」まで見ます
この一件で反省したのは、仕組みを作ったあと、それが自分に効いているかを確かめていなかったことでした。
作るところまでは楽しいのです。動いたことも確認します。でも「毎回ちゃんと目に入って、行動が変わっているか」までは見ていませんでした。今回のように目に入ってすらいないこともあれば、目に入っていても読み飛ばしていることもあるはずです。
仕組みを足したら、しばらく経ってからそれが自分の行動を変えたかを振り返る。地味ですが、作りっぱなしを増やさないために必要な工程だと思いました。作った数ではなく、効いている数を数えたいものです。
こうやって書いてみると、これはツール作りそのものにも当てはまる話です。私は公開しているツールについても、作った時点で満足しがちです。ちゃんと開かれているか、開いた人が迷わず使えているか。そこまで見て初めて「作った」と言えるはずなのに、動いた時点で次のものに気持ちが向いてしまいます。届いたかどうかを見るというのは、身内向けの小さな仕組みでも、公開しているツールでも、同じくらい大事なのだと思います。
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