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BreadcrumbList構造化データを入れた話: パンくず最適化

公開: 2026-06-05 · #48 / 最終更新: 2026-08-02 構造化データBreadcrumbListSEOJSON-LD

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パソコン版の検索結果で、URLの部分に「サイト名>カテゴリ>ページ名」という階層(パンくずと呼ぶらしいです)が出ているのを見て、自分のサイトでもできるだけ認識してもらいやすくしたくなりました。それで、検索向けの主要なページに、その階層を機械的に検索エンジンへ伝える小さなデータを仕込んでみた、という話です(トップや404、一部の一覧・全画面のアプリは対象外にしています)。先に言ってしまうと、ページ末にこの小さなデータを1ブロック差し込む方式が、ページ数が多くてもいちばんラクで、私には合っていました。

何のためにパンくずを機械に伝えるのか

見えるパンくず(サイト名>カテゴリ>ページ名の階層表示)は、それ自体でも訪問者の道案内になります。ただ、検索結果での見え方まで整えたいなら、見える文字だけでなく、同じ階層を機械が読める形でも添えておいたほうが、認識されやすいみたいです。このあたり正直まだよく分かっていないのですが、両方あると、検索エンジンに階層を伝えやすい印象でした。

検索結果でURLの代わりにパンくずが出ると、このページがどのカテゴリの記事なのか、訪問者が一目で分かります。とくに公開当時は検索向けのサイトもサブドメインで分けていたので、ドメインだけ見ても中身が想像しづらく、パンくずが出ると位置づけが伝わりやすくなる気がしていました。(2026年7月26日に、そのうち5サイトは tool-koubou.com の中へまとめました。いまサブドメインなのはアプリ系だけです。)

なお、スマートフォンの検索結果では2025年からパンくず表示がなくなり、ドメインだけの表示になったそうです。表示されるかどうかは保証されないので、いまは「パソコン版向けに階層を伝えるデータを整えておく」くらいの気持ちでいます。

検索エンジンにサイトの構造を伝える、という意味でも、ハブから記事へのつながりを補足できるのは地味に役立ちそうな気がします。地図ファイル(sitemap)や内部リンクに加えて、ページ自身にも「私はこの階層にいます」と書いておくと、情報が揃って少し安心です。

結局、末尾に小さなデータを足すのがいちばん簡単だった

最初は、見た目のパンくずのタグそのものに属性をつけて意味を持たせる方式も考えていました。でもHTMLが読みにくくなるし、あとから直すときの差分が大きくなって困りそうだったので、共通のテンプレート側に小さなデータを1ブロック出す方式にしました。(その後、2026年6月には見えるパンくずもページの上下に追加して、同じ情報から作る形に変えています。)

中身としては、「1番目はトップ、2番目はカテゴリ、3番目はこのページ」という順番と、それぞれの名前とURLを並べた、ただのリストのようなものです。段数は固定ではなく、サイトによっては一覧ページを挟むので2〜4段になります。サイトを組み立てる仕組みのほうに、各ページの階層を渡せば自動で展開されるようにしておくと、ページ数が増えても破綻しませんでした。

いちばん最後の項目(自分自身のページ)にURLを入れるかどうかは、実装例によって少し違いがあるらしいです。私のところは最後にも自分のURLを入れていますが、空にしている例もあるようでした。Googleの管理画面のレポートや確認ツールで警告が出ていないかを見ながら判断しています。

つまずいたところ

順番の番号は1から始める決まりです。私の場合は共通テンプレートが自動で1から振ってくれるので、手で数えなくて済むようにしました。実際につまずいたのはそこではなく、見えるパンくず用の見た目ファイルの版数を上げ忘れて、古い見た目が残ったことのほうでした。

もう一つはURLの末尾のスラッシュです。こちらはこのデータの中ではなく、後日、ページ一覧のファイルと一部の内部リンクで末尾スラッシュが抜けていて、Search Console に「ページにリダイレクトがあります」と計上されました。サイト内のURLの書き方は、見える本文・地図ファイル・この小さなデータの三か所でそろえておくのが、あとで面倒にならないコツだと気づきました。

階層が深いページで、途中のカテゴリページが実在しないのにパンくずに入れてしまうと、リンクを押したときにページが見つからないエラーになります。データ上はエラーにならないのですが、訪問者には不親切なので、パンくずに登場するのは実在するページだけ、というのを原則にしています。

確認は Google のツールで

入れたら、まずGoogleの確認ツールにページのURLを貼って、パンくずがちゃんと認識されているかを見ます。エラーや警告が出ていなければ、ひとまず形は通っているようです。

そのあと、Googleの管理画面で「公開URLをテスト」して、ページが組み上がったあとの状態でもこのデータが拾われているかを確認します。表示のときに後から差し込むようなやり方だと、最初の素のページには載っていなくて読まれないことがあるらしく、できれば最初から書き込んでおくほうが安全みたいです。

Search Console のパンくずリストのレポートも、反映してしばらく経ってから眺めるようにしています。ここに出るのはページ数そのものではなく、Googleが検出した項目の数で、全件が出るとも限らないそうなので、傾向として見ています。

入れたあとの変化

正直に書くと、パンくずのデータを入れたことで検索結果の見え方がどう変わったかは、切り分けられていません。そもそも必ず表示されるものでもありません。表示改善を狙うというより、サイト内の階層を機械に伝えるための整備、と考えるようにしています。クリックされやすさの数値は、季節やタイトル変更の影響もあって、これだけの効果かどうかは正直切り分けられないのですが、少なくとも悪くなってはいませんでした。

おまけのメリットとして、自分でサイトの構造を見直すきっかけになったのが大きかったです。パンくずを書くには、各ページの親カテゴリを必ず決めることになるので、各ページがサイト内のどこに属するのかを見直すきっかけになりました。構造を整える棚卸しとしても、ちょうどいい作業だったと感じています。

ページが増えてからやり直すのは面倒なので、サイトを立ち上げた早い段階でテンプレートに入れておくのが、結局いちばんラクだったなと振り返っています。


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