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サイトを置く場所をひとつにまとめた話

公開: 2026-05-28 · #40 / 最終更新: 2026-08-02 個人開発振り返り運用

📌 記事の取り扱いについて(公開当時の内容を含みます — タップで詳細)

本記事は公開当時の体験・気づきをまとめたものです。現在のツール数・プラン数・対象年齢・記事数・仕様とは異なる場合があります。最新の内容は各ツールページをご確認ください。ツールや外部サービスの仕様・料金は変更されることがあるため、利用前には各公式情報も併せてご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。

このサイトとその下にある複数のツールは、すべて同じ会社のサービスにまとめて置いています。中心になっているのは Cloudflare Pages というサイトを置いておく場所で、ものによっては「裏側でちょっと動いてくれる仕組み(Workers)」や「ネット上の小さなメモ帳(KV)」も使っています。

最初に選ぶときは、いくつか候補がありました。Vercel、Netlify、GitHub Pages。どれも「サイトを置く場所」としての選択肢です。

実際に運用してみたのは Cloudflare だけで、ほかの候補は公式の料金や利用条件を読んで比べただけです。それでも最終的に一つにまとめることにしたので、今日はその選び方の話を書きます。

個人開発でいちばん効くのは、固定費が増えないこと

正直に言うと、いちばんの決め手はお金でした。

個人でサイトを複数運営していると、ひとつひとつのサービス代は小さくても、積み重なると地味に効いてきます。

私の利用量では、サイトを置く場所も、裏側の仕組みも、メモ帳も、いまのところ利用料は0円です(独自ドメイン代は別にかかっています)。

他の候補にも無料の枠はあります。ただ、無料で使える条件はサービスごとにかなり違い(用途の制限、月あたりの上限など)、自分の使い方だとそのうち条件に引っかかりそうだなと感じる部分がありました。ここは各社の条件が変わりますし、私が実際に運用したわけでもないので、気になる方は公式の条件をご自身で確認してください

周辺のサービスが同じ場所にあるのが便利

もう一つ大きかったのが、サイトを置く場所だけでなく、ちょっとした裏側の仕組みがひと所に揃っていることでした。

たとえば、ネット上の小さなメモ帳のような保管場所。裏側でちょっと動いてくれる仕組み。独自ドメイン宛てのメールを普段の受信箱へ転送したり、公開処理の結果を自分あてに知らせたりする仕組み。どのドメインがどこにあるか教える仕組み。これらが一つのアカウントの中に全部あります。

新しいツールを作るときに「データを少しだけ保存したい」「ちょっと裏側で動かしたい」と思っても、別のサービスにいちいちアカウントを作らずに済む。これがテンポよく作る上ですごくありがたいのです。

公開までが速くて、待たされる感じがない

実際に使っていて気持ちいいのが、修正を反映するときの速さです。直して送り出してから、公開サイトに反映されるまでだいたい2〜5分です。

「あれ、まだ反映されない?」とソワソワする時間がほとんどありません。(もっとも、公開の処理そのものが失敗していた回や、新しい内容が確認できるまで8分ほどかかった回もあります。毎回きっちり数分、というわけではありません。)

この記事を書いている時点では、公開したサイトが想定外に長時間止まる、ということには遭遇していません。地味ですが、これも安心して任せられる理由のひとつです。

他の選択肢が悪いわけではない

念のため書いておくと、他の候補が劣るわけではありません。

たとえば、公開する前に確認できる専用URLを作る機能は、どのサービスにもあります。私はそこまで比べ切れていないので、優劣を言えるほどの経験はありません。

ただ私の場合は、複数のサイト・複数のアドレスの最初の部分・小さな裏側の仕組みをたくさん組み合わせる構成だったので、周辺の仕組みまでひと所に集約できるほうが向いていました。

何を作るか、どれくらいの規模かによって正解は変わると思います。

知っておくと焦らない小さな注意点

しばらく使ってみて気付いた、ちょっとしたクセもあります。

以前、専用の「見つかりませんでした」ページを置いていない構成のときに、存在しないURLを開いてもトップページが表示される、ということがありました(いまはそのページを置いてあります)。この経験から、「ちゃんと公開できたかな?」を確認するときは、URLが開けたかどうかだけでなく、期待した見出しや本文が出ているかまで見るようにしています。

あと、1ファイルあたりの大きさに上限(25 MiB=約26MB)があります。これは実際にぶつかりました。子連れスポットのデータが大きくなりすぎて公開に失敗し、分割したのにまだ超えていて再度失敗、ということもありました。いまは上限を下回るまで自動で分ける仕組みにしています。

前者は知っていれば焦らずに済みますが、後者は実際に足を止められたので、新しいサイトを立ち上げるときの注意リストに残してあります。

アドレスの追加がラク

この記事を書いた2026年5月当時は、ツールごとにアドレスの最初の部分を分けて運営していました。たとえばホテル検索とお金診断も、それぞれ別の入口を持っていました。(その後、2026年7月に読みものにあたる5サイトは本体の下のアドレスへまとめました。個人のデータを扱う一部のツールは、いまも別の入口のままです。)

新しい入口を作るときの手順が、同じ場所の中で完結するのもラクでした。新しい置き場を立てて、アドレスを紐付けるまでがひと流れで終わる。

これは複数サイトを長く続ける身にとって、地味だけど効いてくる利点でした。

やってみての感想

総じて、今の選択は**「個人で複数サイトを長く続ける」用途と相性がいい**と感じています。

サイトを置く場所だけを単独で比べたら、もっと魅力的な候補もあるかもしれません。でも周辺の仕組みまで含めて「個人開発の道具一式」と見ると、ひと所にまとまっているのは想像以上に楽でした。

派手さよりも、地味な手間の少なさ。長く続ける前提なら、ここに価値が出るのだなと実感しています。


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