見出しは「564軒」、本文は「666軒」。手で打った数字だけが古いままでした
📌 記事の取り扱いについて(公開当時の内容を含みます — タップで詳細)
本記事は公開当時の体験・気づきをまとめたものです。現在のツール数・プラン数・対象年齢・記事数・仕様とは異なる場合があります。最新の内容は各ツールページをご確認ください。ツールや外部サービスの仕様・料金は変更されることがあるため、利用前には各公式情報も併せてご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。
宿泊検索ツールには、宿のデータを集計して件数や一覧を載せているページがいくつかあります。そのうちの一枚、温泉宿を所要時間で区切って数えているページに、二つの数字が同居していました。
見つけたのは私ではありません。AIを使ってサイトのページをまとめて点検したところ、「題名・見出し・よくある質問は564軒、本文は666軒で、二つの世代が混ざっている」という指摘が返ってきたのです。
自分で作ったページなのに、指摘されるまで食い違いに気づいていませんでした。
同じページに564と666
指摘の内訳はこうでした。題名、見出し、よくある質問の側に「564軒」が11か所。本文の側に「666軒」が7か所。
誤字のように一か所だけ違うのではなく、題名の側と本文の側で、まとまって別の数字を名乗っていたことになります。読む人から見れば、どちらが本当の件数なのか分かりません。
古い時点の数字と新しい時点の数字が、一枚のページに並んでいる状態でした。
本文は数えていて、題名は手打ちでした
ページを作るプログラムの中身を読むと、理由が分かりました。
本文の件数は、宿のデータを実際に数えて出していました。ところが題名や見出しの数字は、プログラムの中に、数字そのものが文字として書き込まれていたのです。手打ちになっていたのは564だけではなく、ほかの区切りの130と978も同じでした。
宿のデータは週ごとに更新しています。ページを作り直したとき、本文の件数は新しいデータから数え直されましたが、手で打った数字は誰かが打ち直さないかぎり動きません。
最新のデータで数え直すと、正しいのは本文側の666でした。取り残されていたのは題名側です。130と978のほうも、数え直すと158と1,220になっていました。
数える式に置き換えて揃えました
直し方は単純で、手打ちの数字を、データを数える式に置き換えました。そのうえでページを作り直すと、題名・見出し・よくある質問・本文が同じ数字で揃いました。
ひとつ気をつけた点があります。こうした集計ページは、作り直すと全部に新しい更新日が打たれる作りになっていました。今回中身を変えたのは一枚だけなので、ほかの12枚は元の状態に戻しています。
一緒に見つかった、止まったままのランキング
同じ点検で、もうひとつ分かったことがあります。ほかの集計ページの中にも、古い集計日の時点で凍結されたままのランキングが3枚ありました。
こちらは手打ちとは少し事情が違います。毎週のデータ更新の手順に、ランキングを作り直す工程が入っていませんでした。宿のデータは新しくなっているのに、ランキングのページだけが前の集計のまま置かれていたわけです。この3枚も、あとで最新のデータで数え直しました。
数字が古くなる道筋は一つではない、ということだと思います。
手打ちが一か所あれば、そこだけ古くなる
数字を文章に埋めるとき、一か所でも手打ちがあれば、そこだけが古くなります。書いてみると当たり前のことです。
ただ、私はその当たり前を、自分のサイトのプログラムの中でやっていました。本文が数えた数字で出ているからといって、ページ全体がそうなっているとは限りませんでした。数えている場所と手打ちの場所が同じページに混ざっていると、片方が正しいぶん、もう片方の古さに気づきにくくなります。
題名と見出しは、ページの中でいちばん目に入る場所です。そこに限って古い数字が残っていた、というのが今回いちばん反省した点でした。
← 他の制作記を見る | トップ | お問い合わせ