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見出しは「564軒」、本文は「666軒」。手で打った数字だけが古いままでした

公開: 2026-10-01 · #167 / 最終更新: 2026-10-01 個人開発ホテル検索点検うっかり防止

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宿泊検索ツールには、宿のデータを集計して件数や一覧を載せているページがいくつかあります。そのうちの一枚、温泉宿を所要時間で区切って数えているページに、二つの数字が同居していました。

見つけたのは私ではありません。AIを使ってサイトのページをまとめて点検したところ、「題名・見出し・よくある質問は564軒、本文は666軒で、二つの世代が混ざっている」という指摘が返ってきたのです。

自分で作ったページなのに、指摘されるまで食い違いに気づいていませんでした。

同じページに564と666

指摘の内訳はこうでした。題名、見出し、よくある質問の側に「564軒」が11か所。本文の側に「666軒」が7か所。

誤字のように一か所だけ違うのではなく、題名の側と本文の側で、まとまって別の数字を名乗っていたことになります。読む人から見れば、どちらが本当の件数なのか分かりません。

古い時点の数字と新しい時点の数字が、一枚のページに並んでいる状態でした。

本文は数えていて、題名は手打ちでした

ページを作るプログラムの中身を読むと、理由が分かりました。

本文の件数は、宿のデータを実際に数えて出していました。ところが題名や見出しの数字は、プログラムの中に、数字そのものが文字として書き込まれていたのです。手打ちになっていたのは564だけではなく、ほかの区切りの130と978も同じでした。

宿のデータは週ごとに更新しています。ページを作り直したとき、本文の件数は新しいデータから数え直されましたが、手で打った数字は誰かが打ち直さないかぎり動きません。

最新のデータで数え直すと、正しいのは本文側の666でした。取り残されていたのは題名側です。130と978のほうも、数え直すと158と1,220になっていました。

数える式に置き換えて揃えました

直し方は単純で、手打ちの数字を、データを数える式に置き換えました。そのうえでページを作り直すと、題名・見出し・よくある質問・本文が同じ数字で揃いました。

ひとつ気をつけた点があります。こうした集計ページは、作り直すと全部に新しい更新日が打たれる作りになっていました。今回中身を変えたのは一枚だけなので、ほかの12枚は元の状態に戻しています。

一緒に見つかった、止まったままのランキング

同じ点検で、もうひとつ分かったことがあります。ほかの集計ページの中にも、古い集計日の時点で凍結されたままのランキングが3枚ありました。

こちらは手打ちとは少し事情が違います。毎週のデータ更新の手順に、ランキングを作り直す工程が入っていませんでした。宿のデータは新しくなっているのに、ランキングのページだけが前の集計のまま置かれていたわけです。この3枚も、あとで最新のデータで数え直しました。

数字が古くなる道筋は一つではない、ということだと思います。

手打ちが一か所あれば、そこだけ古くなる

数字を文章に埋めるとき、一か所でも手打ちがあれば、そこだけが古くなります。書いてみると当たり前のことです。

ただ、私はその当たり前を、自分のサイトのプログラムの中でやっていました。本文が数えた数字で出ているからといって、ページ全体がそうなっているとは限りませんでした。数えている場所と手打ちの場所が同じページに混ざっていると、片方が正しいぶん、もう片方の古さに気づきにくくなります。

題名と見出しは、ページの中でいちばん目に入る場所です。そこに限って古い数字が残っていた、というのが今回いちばん反省した点でした。


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